やす子「はいー!」誕生秘話に反響 バイト15回クビ、借金300万乗り越え…「改めて自分の戒めとしよう」
お笑い芸人のやす子(25)が、10日放送の日本テレビ系『アナザースカイ』(毎週土曜 後11:00)に出演し、ブレイク前の苦労を語った。 【動画】感動の青空 やす子の「アナザースカイ」山口県宇部市 今田耕司に「めちゃくちゃ忙しいでしょう?」と向けられ、やす子は「はいー!めちゃくちゃ売れてますー。ありがたいですー」とニッコリ。「去年も休みは3日間しかなったですね」というと、今田は「えっ、1年間で?」と驚いた。 自分のアナザースカイとして向かったのは、ふるさとの山口県宇部市。商店街や母校、海岸などをめぐった。内気だった性格を自衛隊が変えてくれたという。自衛官だった当時はテレビも見ず、芸人になった当時は辞めようと思ったとも。 そうした中、お笑いの仕事の魅力に気づき、「死ぬほど自分を追い込んだかもしれない」という。 「テレビを見ている人は天真爛漫に運良くトントン拍子にいっているように見えるかもしれないんですけど、本当にいつ消えちゃうかわからないって毎日思いながら、今もなんですけど、もしかしたらあした消えちゃうかもしれないな、来年消えちゃうかもしれないなって思いながら生きているので、心が安定するのは、スケジュールが埋まっているときが一番安定します」と吐露。 さらに「コロナ禍の時、バイトを15回クビになって、消費者金融から借金して生活していて、300万円近い借金があったので、やっぱり仕事がない怖さを身を持って知っているし、努力あるのみの世界だなと思う」と前を向いた。 毎年「大吉」を引くという琴崎八幡宮では、やす子がかつて書いた絵馬が残っていた。「TVにずっとで続けられますように。末長く芸人でご飯を食べれますように。安井かのん(やす子)」としたためられていた。 そしてやす子は「人に言われたことを、『はいはい』言ってきた人生なので、改めてイエスマンでよかったなって思いますね」としみじみ。「本当に嫌だと思って断る勇気も大事」としながら、「経験して嫌だなと思ったら次からやらなきゃいいだけですし」といい、「はいーー!」と満開の笑顔になった。 視聴者からはSNSなどで「マジで感動しちゃった」「改めて自分の戒めとしよう」「パワーを貰いました」など多数の声が寄せられている。