「野球しようぜ!」大谷翔平の子供たちへの思いを踏みにじる 楽天・安楽智大の「ハラスメント疑惑」
プロ野球『楽天ゴールデンイーグルス』の主力投手として活躍している安楽智大選手が、同球団の複数の若手選手へ“ハラスメント行為”をしていたと報じられた。 【すごい…写真あり】背後では裏切りを…巨人・坂本勇人「体操界の美女」とのメロメロ写真 「ロッカールームで倒立させられ身動きがとれない状態で下半身を露出させられて、さらに陰部に靴下をかぶせて笑いものにされたなどと訴える選手もいる。ほかにも同じような被害にあった選手がいるようです。 ロッカールームということで他の選手も居合わせており、田中将大さんも現場で笑っていたとも報じられている。周囲が注意しても聞かなかったという報道もあるが、年上の選手らが毅然とした態度で止めることはできなかったのかと波紋を広げています」(スポーツ紙記者) 森井誠之球団社長はと被害報告があることを認めた上で 「しっかりと調査する」 と説明。安楽本人や選手へヒアリングを行うという。会長兼球団オーナーの三木谷浩史氏はX(旧ツイッター)などでは現時点で反応はない。 他にもキャンプ中に平手打ちをされてむち打ちの症状が出たという証言や、「罰金」と称して金銭の支払いを強要されたという選手もおり、そのやりとりのLINEなどの記録も存在するという。 安楽は済美高校3年の主将時に、野球部内で悪質ないじめが判明し1年間の対外試合禁止処分を受けたことがあった。安樂が当事者だったわけではないが、2年生部員が1年生の口にカメムシを入れたり、灯油を飲ませようとしたりするなど多数の暴力行為が判明。被害者が19人ということもあり日常的ないじめとなっていた可能性も指摘されていた。 SNSなどでは 《高校時代当事者でなかったかもしれないが、そういった問題があったのに今も全く成長していない》 《主将だったのに下級生のいじめを止められなかったのか》 などと厳しい指摘の声も。 「むち打ちになるほど平手打ちしたとなればパワハラなどという次元ではなく傷害罪となりうる可能性もある。キャンプ中とはいえ、選手もプロなのでむち打ちで成績に影響が出たとすれば民事で損害賠償請求も可能でしょう。 さらに勝手に“罰金”と称し金銭を巻き上げることも恐喝罪になりかねない。球団は厳しい処分を下さなければならず、もし甘い処分をすれば自らが批判の的になるでしょう」(全国紙記者) 野球をしている全国の少年少女はこんな陰湿なプロ野球の世界を見て何を思うだろう。 スポーツ庁が作成した『中体連の競技別加盟人数の推計』によると、’09年度に30万7053人だった軟式野球人口は、’20年度には18万7000人に減少。そして’48年度には2万3575人にまで激減すると予測されている。少子化問題だけでなく、特に他のスポーツよりも野球は人気がないという。 そんな状況に危機感を抱き、海の向こうから 「野球しようぜ!」 というメッセージとともに、全国の小学校に6万個のグローブを寄贈したのがメジャーリーガーの大谷翔平選手だ。 ”いじめ、ハラスメント”など、今の時代は言語道断。大谷の思いを踏みにじるような安楽の行為は、決して許されることではないだろう――。
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